8月31日(金曜日)夏休み最後の日 晴れ

<ラコステ>

「えなり、ラコステ捨ててイメチェン!?」(夕刊フジ)

えなりかずきくんは日頃から「ラコステ」を愛用していて、TVドラマでもそれを着て出ることなどを条件に「ラコステ」と衣装提供契約を結んでいたんだそうだ。だからやけに若者らしくない服装だったのね。
でもマネージャーである母親から「固定イメージがつくことを避けたい」などとの申し出がメーカー側にあり7月に契約解除したんだと。

私はこのニュースタイトルを見て
「へぇ、えなりくんって
ステテコはいてたんだ」と勘違いしてしまった。
16歳なのに無理なくそう思わせてしまう彼のキャラクターはやっぱり秀逸。



8月24日(金曜日)晴れ

<交通違反>

私、車を買いたての若い時は、街に遊びに行っても駐車場なんかには停めなかった。いっつも路上駐車。
お金がなかったのと、何にも考えてなかったからである。
「ここは○時頃まではポリさん来ぇへんで」などといって、大阪中心部の繁華街でも人の迷惑顧みず「勝手停め」し放題。

でも年取ると、「世の中の常識」が身についてくるのと、駐車場代を惜しんだが為にキップ切られたらそれの方が馬鹿らしい、という事がわかってくるので、少々高くついても駐車場やパーキングメーターを利用するようになる。普通の大人は。

婦人警官に駐車違反を咎められて何も逃げることはなかったろうに、稲垣吾郎。逮捕されて留置されちゃうぐらいなら「駐車違反でキップ切られちゃいました」ってシュンとしている方がよっぽど気が利いている。天秤のかけかた間違っちゃったな。

交通違反で捕まったら、たとえどんなに懇願しても、またはどんなに抵抗しても、罪から逃れられることはありません。あなたの言い分が全くもって正しい時以外は。時間と労力の無駄遣いはやめて素直になりましょう。

昔の同僚の話。
Hさん「こないだ一旦停止違反して、物陰に隠れとった警察官に停められたんや。」
  「へぇ。ほんでどうした?」
Hさん「隠れとったいうのが腹立って、文句言うたったんや。」
  「ほうほう、ほんで?」
Hさん 「そらもうめちゃくちゃ言うたったで。隠れてるやなんて汚いやないか、違反者を捕まえることより違反をおこさんように指導するのが本来の警察官の姿やないのか、いうてな。そやなぁ、警察官と30分ぐらい言い合いしてたで。思いっきり説教したったわ。相手たじたじやったで、ほんま。はははは・・・」
  「へぇ、文句言うて助かるいう事もあるんやな」
Hさん「いや、結局キップは切られたけどな」

意味ねぇぞ。




8月19日(日曜日)風の強い日曜日

<毎年のことですが>

毎年恒例、そして今や夏の風物詩ともいえる一大チャリティ番組・24時間テレビ。今年で24回目を迎え、3回目から総合司会を行っている徳光氏のぼろぼろの涙顔ももうすっかりおなじみ。
85キロを渾身の力で走り切った研ナオコや、現役のウェルター級日本チャンピオンと無謀とも言える3ラウンドのマジファイトを見せてくれた52歳のガッツ石松その他、今年も感動どころ・泣かせどころ盛りだくさん。

番組全体からすれば「息抜きコーナー」なのだが、ROLLYとモト冬樹のギターをバックに、元歌のコード進行を全く無視したロックアレンジで「箱根八里の半次郎」を見事に歌い切った氷川きよしや、米ポップス界の大物ベビーフェイスなどを見られた「THE(深)夜もヒッパレ」も私的には見所であった。(いつ見ても”きしょくて素敵”ね、おやじダンサーズ)

それはそうと、すごいね「えなりかずき」。
どんな番組のどんな役割においてでも、場の空気と見事に調和して完璧な仕事をこなす彼に、本当に感心させられた。労基法がなければきっと24時間出ずっぱりでアシスタントを務められたであろう。(労基法の関係ではモー娘。も、おこちゃまが多くて全く歯抜けでございました)

毎年8億円〜10億円もの募金を集められるイベントは、これをおいて他にはない。「チャリティ活動は誰でも身近なところから簡単に始められる」、その精神を全国に広めたこの番組の功績は、大きく称えられるべきだ。
延々とフレーズがリピートされる「サライ」は感動を押し付けようとしているみたいで好きにはなれんが。

これが終わると夏休みも終盤、そして夏も終わり。



8月18日(土曜日)曇り

<世の中のお父さんへ。遊びのすすめ>

みんな遊んでますか?死に物狂いで。
ダメです、遊ばないと。遊ばないと変な人になってしまいます。
真面目なのはいいですが、真面目すぎるのも、ある部分では考え物です。

遊びと言っても女遊びやギャンブルにのめり込んではいけません。それでは違う意味で変な人になってしまいます。
やっぱ自然相手の遊びやスポーツでしょう。
釣りも良し、キャンプも良し、野球やゴルフも良し、アスレチッククラブに通うも良し(ただしそこで出会った人妻に溺れてはいけません。真面目な方にはありがちですが、それはそれで危険です。あなたは生き生きとしてくるでしょうけれど。)、スキーやダイビング、テニス、年齢に臆せずサーフィンやスノボなんていうのもこれまた良し。とにかく体を動かしましょう。

「もう中年だし」。その言葉があなたをダメにします。今からでも決して遅くはありません。今までやったことなくても良いのです。だったらやってしまえば良いのです。一歩目を踏み出さなくてはどこへも行けません。とにかく動くのです。

また、あなた自身を変えるためには休日のファッションも大事です。
首まわりが伸びちゃったよれよれの変なTシャツにパジャマのような半パン(バミューダ含む)をチョイスし、かかとの擦り切れたサンダルとビョーンと伸びるストラップを付けた携帯電話を上手にコーディネートして休日に奥さんとお出かけしてはいけません。
かといって、ポロシャツの裾をベルトがパツパツに締まったツータックのパンツに入れて通勤用の革靴を履いてしまったらこれまたNGです。ポロの襟を立てればなおNG度が加速します。パンツの裾が短かくてくるぶしが見え、かつ膝が出ちゃったりしてるのは犯罪です。ましてやそれにストッキングのような靴下を合わせていたとしたら、たぶん思春期の娘さんは一緒に歩いてはくれないでしょう。

でも、その辺の「おしゃれな感覚」は、ある部分持って生まれたセンスが物を言います。センスが無いのならば(悲しくも家族にも)それを身につける努力も必要となってきます。大丈夫、磨けばいくらでも光ってきます。本屋さんに行ったら「週間ポスト」ばかり見ていないで、ファッションセンスを磨くような本も読みましょう。
若い人たちと積極的に交流を持つことも有意義です。一回りも二回りも年の離れた「今の人たち」の意見も大事にしましょう。世の中の楽しそうな動きに彼らは敏感です。勉強になるでしょう。
しかし、話をするのを口実に同じ課の新入社員の女の子を食事に誘い、そのまま深みにはまってはいけません。あなたは決して抜け出せません。なぜならあなたは不器用だからです。

要は気の持ちようです。
年齢と共にあきらめや焦りが出てきます「もう若くないのだから」。
そう思った時点であなたは終わりなのです。
まだまだ人生はこれからなのです。れっつえんじょい人生なのです。

正しいやんちゃは人生を豊かにするのです。


この教え、宗教法人にして広めたら受けるかもしれんな。



8月13日(月曜日)晴れ時々曇り

<ボリショイサーカス>

大阪府立体育会館で今日まで公演の「ボリショイサーカス」を観てきた。
先日行ったサルティンバンコの洗練されたステージとはまた違う、いい意味でのバタ臭さが非常に面白いサーカスだった。

熊やゾウや犬や猫や、はたまた鳩までが芸をするし、オリンピックに出ればメダル間違い無しの棒上空中3回転ジャンプや空中ブランコ、さすがロシアである。こんな国に体操で勝てるわけないわな。

しかし、アリーナ席、2階席を含めて空席が目立った。毎年公演しているそうだが、宣伝もあまり大々的でなかったようで、私もいただいた優待券で初めて大阪公演を知ったぐらいだ。会場で売っているキャラクターグッズのセンスもいまいちである。

エンターテインメントショーとしての見せ方が完成されているサルティンバンコとは目指す方向性が違うのかも知れないが、これほど多彩な動物を使ったショーはボリショイならではだ。小さな子供から大人までが楽しめるサーカスだから、私としてはもっともっとたくさんの人に観てもらいたいと思った。目を輝かせて見ている子供たち、本当に楽しそうだったよ。



8月11日(土曜日)晴れのち曇り

<千と千尋の神隠し>

映画を見てまいりました。「もののけ姫」から4年ぶりのジブリ。
八百万(やおよろず)の神々が訪れる休養の場所、人間が入ってはいけない禁断の不思議な町に紛れ込んでしまった普通の女の子、千尋の物語。宮崎駿の独特な世界が広がるスクリーンに釘付けとなりました。
いやー、面白かった。

なので、私の携帯、ストラップは「カオナシ」でございます。



千と千尋の神隠し
http://www.toho.co.jp/sentochihiro/welcome-j.html

スタジオジブリ

http://www.ntv.co.jp/ghibli/

8月8日(水曜日)沖縄はまた今日も晴れ

<最終日>

「これでもか」というほどに遊んだ3泊4日も早や最終日である。
最終日と言えばお土産である。




やっぱ「ごーや」でしょ。
となりの「モーウィ」って何?






「ミミガー」はちょっと苦手なのだ。







沖縄で珍しいもんを見つけた。
その名は「海ぶどう」
和名は「クビレヅタ」、グリーンキャビアとも呼ばれる海藻の一種である。名前の通り茎にたくさんのつぶつぶがあり、まるでぶどうのような緑色の海藻で、ドレッシングをかけて食べると、ぷちぷちはじけてとってもおいしい。お土産用にパックに入った長期保存できるものもあるが、やはり食感と自然の味を楽しむために、新鮮な生のものをお勧めする。常温で1週間もつので、帰り際に買ってちょうどいい。暖かい海の生き物なので冷蔵庫に入れると死ぬんだそうだ。
写真を撮っておかなかったのは残念。もう全部食べちゃったよ。




今回の旅行は、沖縄ならではのアメリカンアンティークショップを訪ねることも楽しみの一つであった。 那覇から島北部へ伸びる国道58号線沿いには、アンティーク・ヴィンテージショップやアメリカ中古家具の店がたくさんある。

写真は、普天間基地近くのアンティークショップ「普天間アンティークモール」
3つのショップが合体してできた、2階建ての建物全部がヴィンテージアメリカンなわくわくするようなショップ。Gパン、Tシャツからトイ、キッチンウェア、家具、インテリア雑貨までまるごとアメリカン。めちゃくちゃ面白かったです。しかも安い。骨董市なんかに較べたら、同じ金額で数倍のお買い物ができそう。興味がおありの方は沖縄旅行のついでにぜひどうぞ。

そんなこんなで早や帰阪の時間。
国際通りでピンクのショートパンツを自分のお土産に買い、那覇空港からミッキーマウスがペイントされた今度はブルーのジャンボに乗って、大阪への帰路についたのであった。

大阪空港から出てみれば・・・
「沖縄より暑い!」
むしむしさ格別の大阪の夜、一人お留守番のわんこの元へ車を走らす私でありました。

また行きてぇっ!



8月7日(火曜日)沖縄は今日も晴れ

<遊ぶ中年>

今日はマリンスポーツにチャレンジである。
まずは手始めに水上スキー。初心者向けに30分ほどのスクールがあり、男前のかっこいいインストラクターに簡単なレクチャーを受ける。
私、スキーはプロ並みの腕なので(ここ参照)、雪と水の違いこそあれ、滑りの感覚はすぐにつかめるはずだ。

・・・と思ったら大きな間違い。こけると水飲むわ腕はきついわ、で大変である。
とはいえ、年の割に若さを誇るこの私、一人で立ち上がり、なんとかスラローム(らしき動き)ができるまでに。へへ、もう片手で滑れるぜ。
しかし30分が過ぎた頃には、腕と背中、脚の筋肉がしびれるほど疲れた。

と、普通ならここでやめる。年も考える。しかし私は違った。
続けざまにウェイクボードのスクールを受けたのであった。
インストラクター曰く
「普通は続けてできませんよ。タフですねぇ」
疲れを知らない子供のようである。

ウェイクボートとは、いわゆる「水上スノボ」みたいなスポーツ。スキーと違って両足が固定され、体の向きも横方向。私、スノボはプロ並みの腕なので(もうええっちゅうねん)、これまた簡単であろうと高をくくる。

・・・と思ったらこれまた大きな間違い。スノボでさえ満足に滑れんのに、水の上でかっこよく滑れるはずがなかろう。波を超えるときに怖がるもんだから腰が引け、思いっきり前にこける。ボートで引っ張られた状態から前にこけると、ライフジャケットを着ていても水面で胸を強打してとっても痛いし水を飲む。ただスノボと違うのは、まっすぐ滑っていてもスピードが出すぎる事は無いし人にぶつかる心配も無いことである。

一人で立ち上がり、ちょこっとならスラロームもできるようになった私に待っていたものは、2時間半もの間ほったらかしにしていた周囲からの冷たい視線であった。



けなげに主人の帰りを待つビーサン。
ヴィトンのようなモノグラムだが、「LV」の代わりに書かれているロゴは、漢字で「浜」。
最近のパロディグッズは面白いぞ。





午後からまたプール>海へと繰り出す私。
今日は遊びすぎ。海水をこんなにたくさん飲んだのも初めてである。
水上スキーとウェイクボードのおかげで、この日から4日間、筋肉痛がおさまらなかったのは言うまでもない。
そして黒焦げです。




8月6日(月曜日)沖縄は晴れ

<南の海>

朝からめちゃくちゃいい天気です。


これは桟橋から見たビーチ。

浜は珊瑚や貝が多数打ち上げられていて、素足で歩くと大変痛い。
でも、そんなことがどうでも良くなるほどのきれいな海。足元を魚が泳ぎ回っております。

沖のブイまで行っても水深は2メートル程度。透明な水を通して白砂の海底が見えます。昼過ぎには潮が引いて、このブイ付近でも大人の胸ちょい上ほどの深さしかありません。歩けてしまいます。



ここはJALのプライベートビーチですが、米軍の保養所と隣接しており、境界を示す小さな看板から先は米軍関係者以外立ち入り禁止区域。
むやみに立ち入ると銃殺されます。(うそ)




ビーチ!






朝食>プール>海>プール>昼食>プール>海>プール、で日が暮れました。

これだけ南の太陽とお友達になれば、既に体中真っ黒です。



8月5日(日曜日)晴れin沖縄!

<オクマ>

本日から4日間は沖縄でのバカンスだぜ。
大阪空港から、ミッキーマウスがでっかくペイントされたピンク色のジャンボ(かわいい絵なのに残念ながら乗ったら見えん)に乗って2時間、そして那覇からバスでまた2時間の「JALプライベートリゾート オクマ」なのだ。

ここは通常のホテルと違い、広大な芝生の敷地に佇む多数のコテージ形式である。まるでアメリカ西海岸の高級リゾートのよう(行ったことないけど)。私たちの部屋は、この20号棟。





沖縄とくれば、ハイビスカスでございます。









アンド パイナップル。








ライトアップされた椰子の木がとっても南国。





到着したのが午後2時過ぎ。チェックイン後、はやる気持ちを抑えつつ早速海へ。子供たちは疲れを知りません。(僕も)
夕食は海を見ながら焼肉。凍ったジョッキで飲むキンキンに冷えた「オリオンビール」は格別のうまさだ。

明日から死ぬほど遊びます。



8月5日(日曜日)晴れ

<バケーション>

♪V・A・C・A・T・I・O・N〜、
というわけで、早めから取らせていただきます夏休み。
本日から15日(水曜日)までの10日間、ヴェルサイユはお休みをいただきます。
南の海、プール、旅先の買い物。
夏の風物詩「遊園地のナイター営業」。
映画に買い物に、そしてデパートの骨董フェア。
楽しいこと山盛りで、元気に過ごさせていただきます。

いつものように、休みの間もこのページ、ちょこちょこと更新を行います。お暇であれば時々ご訪問を。



8月3日(金曜日)晴れ

<愛国精神>

小泉首相の靖国神社参拝問題が今話題ですが。

ある骨董市で見かけた、戦時中の写真誌「アサヒグラフ」。
表紙には、勇ましい軍人の姿や皇族のお写真が掲載され、「日本が負けるわけ無い」というバリバリ思想のスローガンが記事に踊る。

その中に見つけたこの一文。
「惜しめ一刻、惜しむな骨折」

一刻を惜しんで祖国の為に邁進しろ、という前句を、パンチの効いた「骨折」で受けた類稀なるこのキャッチ、お上の為ならば骨折ぐらいは我慢しろという、とんでもないくらいの愛国・尊皇精神が見えて、今となってはリアクションに困ってしまう。

平和な世に生まれてきてよかった。


8月1日(水曜日)晴れ

<少年>

毎日、鬼のような暑さ。うかうかしてると頭も溶けてしまいそう。

今朝、わんこの散歩をしていると、おじいちゃんと手をつないで歩く2〜3歳の男の子が前を歩いていた。虫かごと虫取り網を持って、どうやら神社へセミ取りに行くようだ。
ベージュ色のキャップをかぶり、Tシャツにショートパンツ、素足にスニーカーといういでたち、まさに「夏の子供」。

ん?どっかで見た格好やぞ。
気づけば、その日の私も同じ格好でございました。違うのは背の高さだけ。
それ以来、私、奥さんから「セミ取り少年」と呼ばれております。