<戻る
アメリカの照明器具って、日本で使えるの?

 アメリカの家庭用電圧は125Vで、通常100Vである日本の電圧よりもかなり高いです。
言い換えれば、アメリカの電気製品は日本のものよりも高い電圧で使用できる、ということですから、その許容よりも低い日本の電圧での使用なら問題はありません。またコンセントの形状も同じですので、アメリカで使われていた電気スタンドや照明器具は、加工を必要とせず日本でそのまま使うことができます。

 また口金の規格も同じですので、日本の電球をそのままお使いいただけます。
密閉型でない照明器具の場合は、電球型蛍光灯も使用できます。

 ただし、古いプラグの中には、アース側が幅の広い形状になっているものがあります。
このような場合には、壁のコンセントに直接差し込むか、または下の様な、アース側が広いテーブルタップ(市販されています)を使う必要があります。

こんなの↓



 しかし反対に、アメリカでは日本の電気製品のうち125V対応でないものを使うことができません。過電圧のため壊れたり、場合によっては火災などの事故を発生させる原因となります。
100Vを使用しているのは日本ぐらいで、海外ではそれよりも高い電圧が一般的です。
ですからアメリカに限らず、海外旅行に家電品を持っていかれる場合は、アダプタや電源コード、コンセント形状がその国の電気事情に対応していることをご確認ください。
パソコンが壊れた、とか、デジカメを充電してたらコードから火が出た、なんてシャレになりません。

 なお、いくら寝癖がひどいからといっても、ドライヤーやヘアアイロンなど、熱を発生させるものは発火する危険がありますので、海外では使えません。大変危険ですので絶対にお使いにならないように。
髪型よりも命が大事。



※当店で扱っているヴィンテージランプ類は、いずれも製造から数十年が経過しています。外観や、通電・点灯チェック、接触不良の有無などについて検品は行っておりますが、部材の劣化などを原因とする万一の事故を防ぐためにも、目の届かない場所での長時間の連続使用はお控えくださいますようお願いします。



<戻る