| 9月30日(日曜日)大雨 |
<才能を見抜く> 今日が運動会だった方は多いのではないだろうか。 無謀にも我が子の小学校では予定通り開催。雨は当然のように本降りとなり、結局は校長先生とPTA会長の挨拶だけで中止、延期。 子供たちもいやになっちゃってたよ。 思い切って事前に中止する勇気も必要なんじゃないの? 帰ってからベルリンマラソンを見ていた。 周囲の多大な期待を受けている中で、その期待通りの結果を出すことのすごさ。高橋尚子はすごい。ハゲづらかぶって口の周り真っ赤に塗って「オバケのQ太郎」の真似をしていた子が世界最高記録を出すなんて誰が予想しただろう。 「他とはモノが違いますよ」という小出監督の言葉にうれしさが目いっぱいこぼれていた。「ランナーQちゃん」の育ての親は早くからその才能を見抜いていたんだろうな。さすが監督である。 何年か前の娘の運動会。私はPTA競技「バットでぐるり」に参加した。 スタートラインで地面に立てたバットにおでこをくっつけ、その場でバットの回りをぐるぐる回ってからゴールライン目指して走るという、三半規管混乱しまくりのこの競技、ふらふら走るおとうさん、おかあさんが続出だ。 自慢じゃないが、私は運動神経はいい方だし足も速い。奥さんはもちろん何の心配も無く活躍を期待しながら見ていたが、私の母親はこう言ったそうだ。 「いやぁ、あの子はそそっかしいからダメじゃないの」 結果は。 なにしろ私の運動神経は抜群だ、バットでぐるぐる回るのが速い速い、目にも止まらぬ速さだ。あっという間に規定の10回を回りきり、ゴール向かって一直線に猛ダッシュした。・・・つもりだった。 足は確かに速かったが、本人はまっすぐ走っているつもりなのに、まるで欽ちゃんのようなステップでゴールよりは相当左側にある本部席へまっしぐら、あろうことか本部前で大の字に転び、再び立ち上がったものの今度は退場門めがけて猛ダッシュしていた。 会場中を笑いの渦に巻き込んだ私は参加賞を手に、下を向いて恥ずかしさに耐えている家族席に戻ったのであった。 さすが親である。私の本質は見事に見抜かれていたのであった。 どうでも良いが、かっこ悪すぎ。 |
| 9月22日(土曜日)晴れ |
<レジその2> 今月6日の日記に書いた、「寿司屋の梅さん」のような言葉使いで私を喜ばせたあのスーパーのレジの女性、本日も真顔でやってくれました。 「1509円にございます」 この人の先祖は江戸時代の商人であったと思われる。 |
| 9月14日(金曜日) |
<清水健太郎> 全世界がテレビに釘付けになったあの事件以来、ずーっと寝不足である。一度夜更かしのクセがついてしまうと、体は死ぬほど眠たいのに、なんだか寝るのがもったいないような気がして、ついついまた深夜まで起きていてしまう。 今日も借りてきたビデオを見た。超話題作であったはずだが、実におこちゃま向けのしょうもなさであきれかえったので内容については書かない。 ♪悲しけりゃ、ここでお泣きよ・・・ そのビデオの最後に作品紹介が入っていた。'77年に大ヒットしたこの「失恋レストラン」でデビュー、新人賞を総なめにし、その後クスリで逮捕されたりもした一発屋歌手「清水健太郎」の最近の主演映画も紹介されていた。 今や東映Vシネマのヤクザ役者となってしまった彼は、デビューの頃の野性的な面影は残すものの、見事に丸々と太って、首を回すにも体全体が動いてしまうほどの「巨漢のおっさん」になってしまっていた。しかも、唇まで届くような取ってつけたような「もみ上げ」。笑わそうとしているとしか思えん。 怪しげな関西弁を使う彼のアップと共にこんなコピーが踊る。 「ビデオシネマ界の核弾頭、清水健太郎」 意味不明である。体から力がすーっと抜けていくのを感じた。 せっかく眠たい中遅くまで起きてるのに、踏んだり蹴ったりである。 悲しくてこっちが泣きたくなったよ。 |
| 9月8日(土曜日)晴れ |
<年上の人> 慎吾ママの「学園天国」。この歌は以前に小泉今日子もカバーしてヒットしたが、ご存知のように元歌を歌っていたのははるか昔に一世を風靡したフィンガーファイブである。沖縄出身の男4人兄弟+末の妹の5人組。慎吾ママのおかげで最近また彼らはメディアに露出するようになったが、私たちの年代の男性にとっては、この「学園天国」よりも、デビュー曲の「個人授業」のほうが強い思い入れがあるのではないだろうか。 彼らのデビューは1973年、私が小学校高学年の頃だった。同い年に近かったメインヴォーカルの晃は、顔より大きなトンボめがねをかけ、一般ピープルにはとても真似のできないハイトーンボイスでこう歌った。 ♪「いけない人ね」と言って、いつもこの頭をなでる・・・ 憧れのあの人は、罪な人だよ先生・・・♪ 女性教師を好きになった男の子の歌。挙句の果てには「個人授業」を受けてみたいだの今度部屋を訪ねてみようだの。マセガキそのものであるのだが、年上の女性に憧れを抱く時期でもある思春期、年代がシンクロしていた多くの男の子が、どれだけこの歌に共感したことか。 その後彼らは「恋のダイヤル6700」「学園天国」とヒットを飛ばしたが、フィンガーファイブの人気は晃の声変わりと共に失速し、だんだん忘れられていった。あの頃、あの歌を口ずさんでいた男の子たちもまた、大人になっていった。 時々TVで見る彼ら。 妙子はおばさんになり、兄貴たちはもっとおじさんになって見る影もなくなったが、晃だけは相変わらずトンボめがねをかけている。彼の中では時が止まっているのだろうか。もうトンボめがねはいらないだろうに。 そして私もこの年になると、さすがに年上に憧れることはなくなった。 |
| 9月7日(金曜日)雨・雨・雨… |
<今日のひとこと> 試着してサイズがちょうど良かったとき、あなたならなんて言います? 「いやー、ぴったりやわぁ」 「ちょうどええわぁ」 「あたしの為に作ったみたいやわぁ」・・・ 新品なのに超お買い得なプラダのパンプスを試着された今日のお客様。 よっぽど 「どんぴしゃ」 なサイズだったんでしょう。 「きゃー、シンデレラみたいぃーっ!」 貴女の気持ちが手にとるようにわかる素晴らしいひとことに座布団1枚。 |
| 9月6日(木曜日)曇り |
<レジ> 前々から気になっていて、以前にもここで書いたレジでの一言。 「千円からお預かりいたします」 文法的には完全な間違いで、ファミレスなんかでよく聞く "何でも過去形" 用法の 「〜でよろしかったですか」 に匹敵するほど気持ちの悪い言い回しなのであるが、巷の若い接客業たちの間では標準用法になりつつある。 しかし、今日のスーパーのレジの女性は違った。 「520円、お預かりいたしやす」 寿司屋の梅さんか、あんたは。 |
| 9月2日(日曜日)晴れのち曇り |
<ベイシティローラーズ> 髪を切りに行った。 こんなもんでどう?と言われて前の鏡を見ると、耳の下から外向きにはねてる髪がちょろっと見えたので、切ってくれた女の子にこう言った。 「おいおい、ベイシティローラーズやないねんから」 しかし、その名を知っていたのはそのお店の女性オーナー、Sさんだけであった。他の若いスタッフはみんな「知らな〜い」。 どうやら私は年を取ってしまったようだ。 ねぇSオーナー、あなたなら「東京ボンバース」も知ってますよね? 「ベイシティローラーズ」豆知識 '70年代に大ブレイクしたイギリスのポップスバンド。 タータンチェックの衣装を身にまとい、今のジャニーズかそれ以上の人気を集めた異常に濃いルックスがとってもキュートな男性5人組。 中学時代に、私の同級生(それも男二人)が彼らのコンサートに出かけ、前席の女の子が熱狂のあまり振り回すタータンチェックのマフラーで連続ビンタ状態になった。 絶頂期に日本のTVに出演し演奏したときは、ギターから手が離れているのに音が鳴りつづけ、生演奏のはずなのに歌がフェードアウトするという驚異的なテクニックを披露してくれた。 まだまだファンは健在で、ファンクラブやイベントもある模様。 「TOKIO」の「カンパイラガー!」のフレーズ部分は、ベイシティローラーズの「SATURDAY NIGHT」が原曲。 「カン・パイ・ラガー、ラガー、イェイ!」は 「S・A・T・U・R、 D・A・Y、 NIGHT!」と歌うのである。 もしかすると、今からまた流行らせたら面白いかもしれない。 |