| 10月31日(火曜日)晴れのち曇りのち雨 |
<小指> 相変わらず、携帯電話片手に危ない運転をするやつが多い。 前から来た、年のころなら40半ばの高級車に乗ったおっさん。勝野洋似の渋い男だったが、携帯持った左手の小指が立っていたのがいただけなかったな。 |
| 10月26日(木曜日) |
<電話料金> 利用者が自由に電話会社を選べる制度が実施されるにあたり、ここのところ各電話会社の競争が激しい。今日も「NTT西日本はここまでやる!」とばかりに大幅値下げしたパンフレットを持って営業マンが来店。 ふむふむ、60kmを超える通話が半額?、100kmを超えると今まで90円が40円に!そりゃ安いな。経費も浮くかもしれないぞ。 ・・・ん?「同一県内の市外通話」が値下げ料金適用範囲か。同一県内ということは「大阪府下」だな。えーっと、大阪府下でヴェルサイユから60kmということは・・・。 そんだけ離れたらほとんど和歌山との県境じゃないか。あんましっつーか、まずかけないよ、そんなとこに。意味なくな〜い? |
| 10月22日(日曜日)晴れ |
<500円玉> 家に帰ったとき、ポケットの中に500円玉があった日は、ヨッシーの缶の貯金箱に入れるようにして、はや1年以上。 ちょっとづつ貯まっていって、今日調べたらなんと! 10万円になっていた!10まんえんだよ、500円玉で200枚! そのままポケットに入れてたら知らないうちになくなってたはずの10万円。あまりにうれしくなったのでご報告。あなたもいかが? |
| 10月20日(金曜日)雨 |
<的場浩司> 深夜、何気なくつけたテレビで的場浩司主演のヤクザ映画を見た。ストーリーはお定まりの「抗争終結の為の捨て駒として殺された親分の敵を討つ、若き組員」の物語。的場君、白いスーツがいかにもな役柄です。 ご存知のように彼は、10年ほど前にビートたけしがやっていた「天才たけしの元気が出るテレビ」というバラエティ番組の中で、「野球で不良少年を更生させよう」というコーナーに出演していた、バリバリの暴走族だった。その野球チーム、その名も「爆苦連亡世(ばっくれんなよ)」。わはは。 タオルをねじって頭に巻き、特攻服を着て「ぶわんぶわんぶわん!」と単車の爆音の口真似をする彼は、当時ファンができるほどの人気ぶりだった。一緒に出演していた他の少年たちは今どうしているのか知らないが、少なくとも彼は、番組のおかげで誰もが認める一人前になれた。 今やヤクザ映画で主役を張れる数少ない若手の一人だ。'98年に中森明菜と共演したドラマ「冷たい月」での一途な役どころも良かったが、今後は、ヤクザ役ばっかりじゃない、そんな彼の別の魅力も見てみたいものだ。 しかしクイズ番組のアレはいただけなかったぞ的場君。 みのもんた「1個100円のりんごを3つ買ったら、消費税含めていくら?」 的場君「・・・?」 おいおいっ、しかも四択じゃねーか! 「やっぱりな」って言われちゃうぞ。がんばれ的場君。 |
| 10月19日(木曜日)曇り |
<どんづるぼう> 2〜3日前、どっかの公営住宅での幽霊騒ぎが話題になった。ラップ現象だとか白い着物を着た女の幽霊が現れたとかで、住民の避難が相次いでいるあれだ。こんな「おばけ騒動」を聞くと思い出す。 あれはまだ私が大学生だった頃。高校からの友人で芸大に通っていたカトーが、「おもしろいところに行かないか」といって誘ったのが、大阪と奈良の県境近くにある「どんづるぼう」。変な名前。(由来と正しい知識はリンクをクリック) ここは白い岩肌が眼下に広がる名勝地だが、月夜の晩にはその月明かりが白くぼーっと反射されなんとも気味悪いので、芸大の学生の間では「妖怪が出る」と本気で噂されていた。そう、誘われたのは肝試し。その頃全く色気のなかった私たちは、男3人で深夜の現地へ向かった。 どんづるぼう入口の階段の下に車を止め、うっすらと光る丘の上を眺めていた私の目に飛び込んできたものは・・・。せ、背中を丸め、長い両手を前にだら〜んと下げて、肩を大きく揺すりながらひょっこひょっこと飛ぶように歩く何者かの白い影!!! う、うふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 声にならない叫びとともに愛車ケンメリのタイヤから白煙を上げ、猛スピードで逃げ帰った。あー怖かった。 「何かいるかもしれない」という気持ちが幻覚を見せたのかもしれないし、はたまた本当にそんなヤツがいたのかもしれないが、今となっては定かではない。 実は店長は怖がりなのだ。 |
| 10月16日(月曜日)晴れ |
<枕> 昨夜は寒かったな。毛布に包まって寝たぞ。ガソリンスタンドにも灯油の値段が表示される季節になってきた。 今日は寝違えてる。首がめっちゃ痛い。後ろどころか横にも向きにくくて、まるでロボットだ。 寝るときって、どっち向きます?私は横向きが多いんだけど、枕の高さが合わなくて、首だけ下がる。これ、痛い。しかしクッションをひとつ足すと今度は高すぎる。これも痛い。結局変な寝方になって首が痛い。 この間デパートで、「オーダー枕」のコーナーがあった。いろんなところの寸法計ったりして、自分にぴったりの枕を作ってくれる。なるほどこれなら大丈夫。安眠できて、いびきも少なくなるらしい。 「なんか最近、枕が全く合わないみたいだ。だからこれを作る」 と言ったら、奥さんが 「あんた、枕なんかして寝てないよ」 だから首が痛いのか。 |
| 10月15日(日曜日)曇り |
<長野県知事> 作家の田中康夫氏が、長野県知事選挙当選。史上最年少で有名人の知事が誕生だ。おめでとうございます。特に支持者じゃないけれど。 昔、「なんとなくクリスタル」で有名になってブランドブームの立役者となり、その後はタレントとしてもご活躍。でも、以前にバラエティ番組で一緒に出てた岡本夏生がこんなこと言ってた。 「家まで車で送ってもらったんですけどぉ、車の中で手を握られて、おまけになんだか知らないけれど指をぺろぺろ舐められちゃったんですよね」 笑いこけたぞ、田中康夫。そのやわらか頭で目のさめるような県政手腕を発揮してもらいたいものだ。 |
| 10月14日(土曜日) |
<LOUIS VUITTON 新色> ルイ・ヴィトンからDMが来た。メンズライン・タイガに新色追加の案内。エピセア、アカジューに続く今度の色は、深いチャコールグレー。フランス語で青灰色を意味する「アルドワーズ」。なるほどそれで封筒もチャコールグレーにシルバーの文字。さすがヴィトン。渋い。 金具はマットシルバーを使う、シンプルかつモダンなデザインだ。モードなスタイルにもぴったり決まる。従来のタイガラインのバッグに加え、ニューデザインされたバッグから小物までそろって11月以降の発売予定。 ・・・くっそー、小遣いなんぼあっても足れへん。 |
| 10月12日(木曜日)晴れ |
<衣替え> 暖かいんだか涼しいんだかよくわからない中途半端な今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。こんな季節だからこそ、道行く人々の服装でおしゃれの力量もわかるというものです。 今朝の駅前。ベージュ色のアンゴラハイネックに黒のロングブーツを履いたお姉さん。何気ない服装なのに、スタイルの良さはもちろんのこと、小ぶりのショルダーを肩にかけ、胸を張って颯爽と歩くその姿に思わず見とれてしまった。信号でおばさん轢きそうになったくらいだ。 かっこよさの基本は、何が自分を一番良く表現してくれるのかを知ること。普通にしてても、それが似合ってればかっこいい。流行だからってみんなと同じような服着て「おまえってそれ似合わね〜っ」は、やっぱりかっこ悪いな。 個性を主張するのは大事だが、しすぎも困る。 今朝の駅前。サングラスにロン毛でめちゃめちゃ颯爽と歩いていたお兄さん。いいですね、元気があって。でも、貴方の体が丈夫なのはよくわかりましたから、そろそろタンクトップはやめたほうがいいと思います。 |
| 10月8日(日曜日)曇り、時々小雨 |
<サーカス> 生まれて初めてサーカスを見てきた。子供ふたりと私。何を隠そう一番楽しみにしていたのは私だ。朝1番の公演に間に合うよう出発。 すごい!本当にすごい!子供みたいにはしゃいだ。テレビで何気なく見ていた今までの認識が一変した。こんなに興奮するとは思わなかった。 猛獣の匂い、鉄球の中を走り回るバイクの爆音、空中ブランコの緊張感、それは手の届きそうな目と鼻の先で繰り広げられる一大エンターテインメント。絶え間ない努力と実力があってこそ維持できる人気、人々に与えつづけられる夢。サーカスでは本当の「芸人」を見ることができる。 見たことのない人は、ぜひ一度。子供連れでもカップルでも絶対に楽しめること請け合い。あ、そうそう、サーカスはやっぱり正面から見るべき。多少追加料金を払ってでも、リングサイドや中央指定席がおすすめ。(でも小さいお子さんがいるときは、段差のないリングサイドは見にくいよ) 帰り道、駐車場までのリフトの下に、コンテナを10も20も並べた団員たちの仮住まいが見えた。各地を転々としながら興行を続ける彼らの厳しさを垣間見た気がした。 <関連URL> 大阪万博公園 エキスポランド http://www.expoland.co.jp/ 木下大サーカス http://www.kinoshita-circus.co.jp/ |
| 10月7日(土曜日)晴れのち曇り |
<川島君> 今日から公開されるはずだったのに延期になってしまった「エクソシスト・ディレクターズカット」。なんだ楽しみにしてたのに。予定は来年だってさ。しょうがないから待つことにする。 この映画は、私が小学校のときに日本にやってきた。すごい前評判だったので、友達と誘い合わせて見に行った。ロードショー初日だったから映画館の周りはすごい行列で、ブロックを約半周、なんと4時間半も並んでしまった。よくもまあそんなに待ったもんだ。 噂どおりのすごい映画だった。あんなの見たことなかった。首が回っちゃうんだぜ。ものすごく怖かった。隣りで見てた川島君。悪魔が乗り移った場面で十字を切って手を合わせてましたね。あなたはクリスチャン? 映画は人をその気にさせる魅力がある。「エクソシスト」を見たときには、今すぐにでも何か怖いものに取り付かれそうな気がした。「ダイハード」を見れば何やったって死なないような気がするし、ヤクザ映画を見れば歩き方が変わってしまう。香港映画を見れば、なんかカンフーができそうな気がしてくる。 あ、そうそう、カンフーと言えば、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を見に行ったのも小学生のときだ。たしかあの地震に強い親父に連れて行ってもらった記憶がある。あの時も学校でカンフーだの空手だのが流行っちゃって、友達数人が親にねだって「空手の通信教育」のテキスト買ったぞ。俺も買った。そうだ思い出した、言い出しっぺは川島君だ! 川島君、君は面白いやつだったな。今何してるんだ? |
| 10月6日(金曜日)曇り |
<地震> 今日の午後1時半ごろ、鳥取県を中心に中国・四国・近畿地方で震度6強から震度3までの強い地震。ヴェルサイユ近辺は震度4。結構長い時間ゆさゆさと揺れ、阪神淡路大震災を思い出してあまり気持ちのいいもんじゃなかった。 私、店長は、子供の頃、東京の下町・深川に住んでいたことがある。東京は地震が多いところで、そこに持ってきて地盤があまり強くないそのあたりでは、「電線がビシバシ音を立てる」ほどの揺れを何度となく経験した。小さな揺れには慣れっこになってしまっていたけれど、さすがに震度4ぐらいのがくると、かなりびびった。 忘れもしない、それまでで一番大きな揺れが襲った夕食時。 「つ、通帳ぅ!、は、ハンコぉ!」などと慌てふためき、箪笥の引出しを開けまくり、なぜか買い物かごを握りしめたお袋の足元で、何事も無いように悠々と新聞を読んでいた親父。二人のリアクションのギャップがあまりに大きくてマンガみたいだった。笑えたぜ、お袋。 この一件で親父をちょっと見直した、小学生の店長であった。 |
| 10月2日(月曜日)曇りのち雨 |
<オーメン> 昨夜、ケーブルTVで懐かしい映画を見た。「オーメン」。有名な悪魔の子のシリーズの第1作目。ガラスで首がちょん切れるシーンが印象的、「エクソシスト」の次ぐらいに怖かった映画だ。そして思い出した。 中学3年生。マックレガーの赤のギンガムチェックのボタンダウン、カーキ色のコットンパンツにおやじのスリッポン(だって革靴持ってなかったんだもん)で出かけた、生まれてはじめてのデート。そして見た映画がこの「オーメン」。なぜにこんな映画を選んだの、こんな大事なときに。しばらく学校でからかわれたのは言うまでもない。 女の子と歩くのなんて初めてで、お昼ご飯にできるだけ「かっこいい食べ物」はないかと探した地下街。入った喫茶店で精一杯かっこつけてオーダーしたのが、「クロワッサンのオープンサンド」だった。今まで食べたことない。でも、デートの食事は横文字に決まってる。だってかっこいいじゃないか。 最高に食べにくかった。クロワッサンの皮が口からぼろぼろこぼれてテーブルにはトマトまでが落ちた。おまけにのどに詰まってむせかえった。ちっともかっこよくなかった。ハンカチ貸してもらった。 あれからもう20年以上。 もうすぐ上の娘があの頃の僕の年齢。思い出いっぱい作って大人になってほしい。 |
| 10月1日(日曜日)晴れ |
<運動会> 小学校の運動会。かけっこの着順や、赤組・白組の勝ち負けを決めなくなって久しい。「みんな平等」の精神らしい。ほんとにいいのか、それで。幼い時から「負ける悔しさ」を知っていても損はないと思うぞ。 |