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コピーにご用心 タイトル

 リサイクルショップには、毎日なにかしらの商品が持ち込まれます。
ブランドバッグであったり、婦人服であったり、子供服であったり。
もちろんブランドバッグのコピー商品も。



 やはり、「人気が高く、そこそこ高値でさばけるんだけど高額すぎないもの」にコピー商品が多いようです。PRADA、LOUIS VUITTONなんかのコピーが多いのはこういう理由からです。市場の人気がそのまま反映されるのがコピーの世界です。

 昨年の夏ごろ、ヴィトンのヴェルニライン・ヒューストンの怪しげな商品が何点か持ち込まれました。トートタイプで、手ごろな大きさのため持ちやすく、人気の商品です。
「知り合いからいただいた」とか「友達の友達から買った」なんていうのがほとんど。最近はフリーマーケットなどでも出回っているようなので気をつけたほうがよさそうです。
このタイプは比較的粗悪品の部類だったので、カウンターをはさんで1メートルの距離から一目でわかりました。ポイントはヌメ革のもち手部分。

 ヴィトンの新品の革の色、それはきれいな、少し黄色がかった肌色です。
使い込むほどにいい色合いに焼けてきて、その上手垢や汚れも味となってなんともいえぬ艶が出てきます。ステッチはしっかりとしていて、合わせた革の断面にはきっちりとした保護塗りがしてあります。

 これを真似するわけですが、なにぶんにも職人技術なんて微塵もない偽造品、それらしく色をまねした粗悪な革に、本物と同じように保護材のような色がぺたぺた塗ってあります。
革はぺなぺなだし、しかも色の塗りがはみ出ちゃってる。
細かく見ると、革に入った刻印は雑だし、ファスナーや留め部分の金具は軽く、いかにもなメッキで表面仕上げになめらかさなんてありません。
だから使い込んでも、革がきれいな色に焼けるなんてことはなく、単なる「汚い肌色」になってきます、間違いなく。金具のメッキもすぐにはがれます。

 もらったものなら諦めがついても、これが高いお金を出して思い切って買ったものだったら目も当てられません。怪しげな商品には本当に気をつけましょう。
ブランド品に関してある程度知識を持ってそして少しでも不安があるときは信頼できるお店でお買い物をすることが大切です。
そうでないと自分の買った商品に自信が持てなくなってしまいます。



 こんな話をひとつ。
「海外旅行で怪しい外人から偽物つかまされた」という話をよく聞いていて、心配過剰になっていたある方、自分が最近買ったバッグを見て叫んだそうです。

「ああーっ!これコピーや!にせものつかまされた!”ルイ・ヴィトン”や言うて買うたのに、このバッグ、”ルイス・ビットン”て書いたーる!!」

"LOUIS VUITTON"、そんな風に読んじゃだめです。